本作は「カノン」の雑賀俊朗が監督を務め、地元の北九州でオールロケ撮影を行ったオリジナル映画。娘と2人で暮らす真名美が、ある日家庭裁判所に呼びされた。女子ボクシングに打ち込む真名美の経済状況が悪く、娘を義母が育てるべきだと行政が判断したのだ。そんな中、正義感の強い真名美は職場で理不尽な目に遭っている同僚をかばったことで失業してしまう。彼女は周囲の支えにより新たに老人介護施設での仕事を得るが、そこで事故を起こし、娘と一緒にいられない状況に。ボクシングの試合に勝ちファイトマネーを得て娘を取り戻すため、真名美のチャンピオンへの挑戦が始まる。
hideのパーソナルマネージャーを務め、現在はhideオフィシャルマネジメント事務所の代表を務める松本。2022年夏に公開される「TELL ME ~hideと見た景色~」では、主人公である弟・ヒロシがhideの共同プロデューサーI.N.A.(hide with Spread Beaver)とともに、hideが遺した音楽を世に送り出すまでの軌跡が描かれる。I.N.A.の「君のいない世界~hideと過ごした2486日間の軌跡」も原案協力としてクレジットされた。
川崎悟司による原作は「もし人間が動物の骨格を持っていたら?」という形で、カメの甲羅をはじめ動物たちの体の仕組みを解説した動物図鑑。映画ではスクールカーストの底辺で冴えない日々を送る高校2年生・カメ田カメ郎の葛藤と成長の物語がつづられる。
かつて炭鉱があったまちを舞台に、ユーモラスに人間模様が描かれるヒューマンドラマ。